月刊　ｋｅｉｄａｎｒｅｎ １９９７年１２月号

巻頭言

合理的な土地・住宅政策の好機

前田又兵衞（経団連評議員会副議長）

［特集］
動き出す土地、進む有効利用

• 特別寄稿
  新たな都市の構図 ──「都市型社会」への転換

  小林重敬（横浜国立大学教授）

• 特集座談会
  土地の有効利用に向けて
  これからの土地・住宅政策

  鈴木敏文（経団連副会長／イトーヨーカ堂社長）
  田中順一郎（経団連国土・住宅政策共同委員長／三井不動産社長）
  古賀憲介（経団連税制共同委員長／日新製鋼会長）
  岩田一政（東京大学教養学部教授）
  立花　宏（司会：経団連常務理事）
  

• データでみる
  土地税制の抜本改革は待ったなし!!
  地価抑制から土地の有効利用へ

• 個性的・魅力的な町づくり
  生活空間としての中心市街地の再活性化を目指して

  甘利　明（衆議院議員・自由民主党中心市街地再活性化調査会事務総長）

• 首都圏の整備ビジョン

  森地　茂（東京大学工学部教授）

• 企業ルポ
  規制緩和はすぐにビジネスに生かせ！

  杉本忠明（産経新聞編集委員兼論説委員）

• コラム
  土地が動く
  赤字会社の指名排除措置の是正で抱え込まれていた土地が市場に
  土地を動かす
  地価税の負担はこうなっている
  

• 定期借家権の導入で、ライフステージに応じた住み替え環境の整備を
  借地借家法改正を提言

  名原　剛（経団連経済法規委員会借地借家法部会長／日本生命保険副社長）

• 借家の供給を促し、家賃を引き下げるために
  定期借家権を考える─英米との比較も踏まえて

  八田達夫（大阪大学社会経済研究所所長）

• ヨーロッパの一員として確かな一歩
  中欧諸国を訪問して

  豊田章一郎（経団連会長・団長）

• 官民連携による中南米との経済関係の強化を
  日本・メルコスール官民合同会議を開催

  高垣　佑（経団連中南米地域委員長／東京三菱銀行頭取）

• わが国に適したPRTR制度の導入を目指して
  経団連PRTR(環境汚染物質排出・移動登録)欧米調査団報告

  樋口敬一（経団連環境安全委員会大気・水質等タスクフォース座長・団長／三菱化学監査役）

• タイ経済に陽はまた上るか？
  現地からの報告

  続橋　聡（在タイ日本大使館専門調査員）

シリーズ

• 豊かの国で
  船旅のすすめ

  斎藤茂太（精神科医／作家）

• 挑戦！ ニュービジネス―大賀新産業・新事業委員長対談
  大企業からゲームビジネスに進出

  〈ゲスト〉久多良木　健　ソニー・コンピュータエンタテインメント副社長

• わが社の企業行動指針
  さくら銀行

• 21世紀をデッサンする(最終回)
  組織の時代から個人の時代へ

  菊池哲郎（毎日新聞経済部長）

• 経団連新入会員紹介
  日本コムシス

• 経営者のひととき
  水墨画を学んで

  山崎一男（群馬銀行相談役）

• 地球発ビジネス事情（アイルランド）
  海外企業進出で伸びる経済

  橋本高志（MC(三菱化学)インフォニクス・アイルランド副社長）

• 経団連・世銀グループ人事交流プログラム(最終回)
  キャリアに磨きをかけるこのプログラム

  オリヴィエ・ロシェ（東京三菱銀行開発金融部調査役）

• 企業のルーツ
  ＴＤＫ