月 刊 Ｋｅｉｄａｎｒｅｎ １９９９年９月号
	今月の表紙「どうぶつユートピア」 田中英博／作 ［指導者のコメント］最初、絵を描くことはあまり好きではありませんでしたが、偶然一羽の鳥を画面の中に描いたのがきっかけで、絵の先生に励まされ、あんな鳥も、こんな鳥もと沢山の鳥の絵を描きあげました。自分の世界がとても拡がりました。 障害を持つ方々のみずみずしい感性あふれる表現活動のひとつに絵画があります。社会福祉法人富岳会（１〜６月号）と日本障害者芸術文化協会（７〜12月号）のご協力を得て、個性豊かで、優しいタッチで描かれた絵画をお届けしています。

巻頭言

歴史に学ぼう

那須 翔（経団連評議員会議長）

「特集」
企業とWTO
動き出す新ラウンド交渉

• 特集座談会
  いかに臨むか、新ラウンド交渉

  大西 實（冨士写真フィルム会長）
  團野廣一（経団連貿易投資委員会貿易部会長／三菱総合研究所副社長）
  近藤 剛（伊藤忠商事常務取締役）
  田村次朗（慶應義塾大学法学部教授）
  太田 元（司会：経団連参与）
  

• 次期WTO交渉への期待

  新ラウンドには民間も積極的な関与を

  橋本 徹（富士銀行会長）

  早期決着と投資・環境ルールの策定を期待する

  井植 敏（三洋電機会長）

• 新ラウンド交渉に向けて

  欧州経済界の戦略

  ジャック・レフロン（欧州産業連盟(UNICE)WTO部会長）

  サービス貿易自由化への革新的なアプローチ

  ディーン・R・オヘア（米国サービス産業連盟(CSI)会長）

• 新たな役割を求められるWTO
  新ルール作りをめぐる課題

  浦田秀次郎（早稲田大学教授）

• WTO関連の官民協力体制の強化
  新ラウンド交渉と貿易紛争に備えて

  高瀬 保（東海大学教授）

• 2000年サービス貿易自由化交渉
  WTOの交渉現場から

  森田未奈子（在ジュネーヴ国際機関日本政府代表部専門調査員）

• 第14回東富士フォーラム
  21世紀の形−世界と日本の進むべき道

  1. パネルディスカッション
     「21世紀の国家・社会・企業像、求められるリーダーシップ」
  2. 講演「グローバル化時代と日本の将来」
  3. 討議(1)「グローバル化の進展と国際問題への対応」
  4. 討議(2)「構造改革の推進と企業の自己改革」

• 産業再生への道

  産学官共同プロジェクト構想の推進を

  金井 務（経団連副会長・産業技術委員長）

  21世紀へ！ アドベンチャー・プロジェクト
  企業家精神の発揮に向けて

  高原慶一朗（経団連新産業・新事業委員会共同委員長）

  物流の効率化により、高コスト構造の是正を

  濱中昭一郎（経団連輸送委員会共同委員長）

• 首都機能移転シンポジウム
  首都機能移転への国民的理解を求める

  「首都機能移転の着実な実現を望む」

• 返還後のパナマ運河はビジネスチャンスの宝庫
  訪パナマ経団連ミッションの印象

  内田公三（経団連事務総長・訪パナマ経団連ミッション団長）

• 駐日大使からメッセージ
  古代文明と触れ合う場

  マヌチェヘレ・モッタキ（駐日イランイスラム共和国大使）

• めざそうエコワールド
  電気事業における新エネルギーの位置付け

  大津谷正和（電気事業連合会電力計画部長）

シリーズ

• 経営者のひととき
  旅先の楽しみ

  河合弘隆（河合楽器製作所社長）

• エッセイ
  時の調べ
  LENS内の企業顔讃歌論

  池谷俊一（写真家）

• 地球発ビジネス事情（シンガポール）
  シンガポールの発展は「美しさ」と「便利さ」の追求から

  室殿智秀（デンソー・インターナショナル・シンガポール社長）

• 翔べ！ 世界へ―奨学生体験記
  国際紛争取材の礎となったドイツ留学

  中島将誉（NHKニューヨークアメリカ総局記者）

• わが社の企業行動指針
  コクヨ

• NEW FACE
  グローリー工業
  大豊工業
  梓設計
  

• 企業のルーツ
  雪印乳業

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