経営タイムス No.2646 (2002年9月19日)

旧日経連・旧経団連副会長、飯田庸太郎氏死去


旧日経連と旧経団連(現日本経団連)で副会長を務めた飯田庸太郎・元三菱重工業会長が9日、心不全のため横浜市内の病院で死去した。82歳だった。葬儀は近親者だけで行われた。喪主は妻多美さん。

飯田氏は三重県松阪市出身。1943年、東京大学を卒業後、三菱重工業に入社。85年に社長、89年に会長就任、95年から相談役。

会長時代の89〜91年は日経連副会長、90〜94年は経団連副会長として活躍した。また、94〜97年は政府の行政改革委員会委員長を務め、規制緩和や情報公開の推進などに取り組んだ。92年には勲一等瑞宝章を受章。


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