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経営タイムス No.2717 (2004年04月08日)

中国・重慶市へ植林サイト視察ミッション

−日本経団連、9〜11日の日程で派遣


日本経団連は9〜11日の日程で、中国・重慶市に植林サイト視察ミッションを派遣する。同ミッションは、大國昌彦・中国委員会植林協力部会長が団長、今井敬・名誉会長が顧問を務め、服部正幸・中国委員会植林協力部会日中植林プロジェクト運営委員会座長や会員企業の担当責任者ら約20名が参加。重慶市長寿区の植林サイトにおいて、植林プロジェクトの中国側カウンターパートである中華全国青年連合会幹部の臨席のもと、募金協力企業名を記した記念碑の除幕式を催すほか、記念植樹などの活動を行う。また、今後のプロジェクトの進め方について、中国側と意見交換を行うこととしている。

日本経団連は、2001〜2005年までの5年間に、中国が重点植林地域に指定している重慶市長寿区で、約570ヘクタールの植林を目標とした環境植林プロジェクトを実施している。
同プロジェクトは、生態環境の保護と洪水の防止を目的とした日中の民間友好協力事業であり、持続可能な発展と地元との共生を両立させる「モデル植林事業」をめざすとともに、将来、日本企業が中国で環境植林協力を行う際の参考となることを目標としている。

日本経団連ではこれまで、2001年3月の植樹式、2002年4月の植林サイト視察と、2回にわたってミッションを派遣。また、植林専門員を定期的に駐在させ、植林の指導を行ってきた結果、同プロジェクトは現在、411.5ヘクタールにわたり124万本の植樹を実施するなど、順調に推移している。


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