日本経団連が25日に発表した「2005年春季労使交渉・中小企業回答状況」(加重平均)の第2回集計<PDF>によると、調査対象(従業員500人未満、17業種737社)の31.6%に当たる233社で回答(了承・妥結含む)が示され、このうち平均額がわかっている217社の回答額平均は3968円、アップ率は1.53%で、同一企業の昨年実績(3881円、1.48%)と比べると、額で87円増、率で0.05ポイントのプラスとなっていることがわかった。
製造業・非製造業別にみると、製造業155社の回答額平均は4293円、アップ率は1.63%で、昨年実績(4179円、1.57%)と比べると、額で114円増、率で0.06ポイントのプラス。一方、非製造業62社の回答額平均は2858円、アップ率は1.16%で、昨年実績(2870円、1.16%)と比べると、額で12円増、率はプラスマイナスゼロとなっている。