日本経団連は29日、「2005年春季労使交渉・中小企業業種別回答状況」の第4回集計<PDF>を発表した。これによると、調査対象737社(従業員500人未満、17業種)のうち、488社(全体の66.2%)で回答が示されており、このうち平均額がわかっている467社の回答額平均(了承・妥結含む)は3807円、アップ率は1.49%であることがわかった。今回の集計結果を、同一企業の昨年実績(3736円、1.45%)と比べると、額で71円増、率で0.04ポイントのプラスとなっている。
製造業・非製造業別では、製造業344社の回答額平均は4108円、アップ率は1.58%で、昨年実績(4006円、1.53%)と比べると、額で102円増、率で0.05ポイントのプラス。
一方、非製造業123社の回答額平均は2889円、アップ率は1.19%となり、昨年実績(2921円、1.20%)と比べると、額で32円減、率で0.01ポイントのマイナスとなっている。
次回の集計(最終集計)は、7月20日に発表を予定している。