中国・重慶市に「日中環境植林協力促進ミッション」を派遣

日本経団連は９月２３〜２７日の日程で、中国・重慶市に「日本経団連・日中環境植林協力促進ミッション」を派遣する。
日本経団連は２００１〜０５年にかけ、中国・重慶市長寿区で５７０ヘクタールの植林を目標とする環境植林プロジェクトを推進している。同プロジェクトは、今年７月末現在で、５３０．２ヘクタールにわたり約１４９万本の植林（目標の９３％に相当）を実現するなど順調に推移、中国政府や重慶市政府から高い評価を受けるとともに、地元住民からも歓迎されている。
こうした中、プロジェクトのカウンターパートである中華全国青年連合会や重慶市の各区人民政府から日本経団連に対し、０６年以降も植林協力を継続してほしい旨の要請があった。これを受けて日本経団連中国委員会は昨年来、第２期プロジェクトの可能性について検討を行い、日中友好のさらなる推進や、中国における環境保護への協力強化などの観点から、プロジェクト継続が望ましいとの結論を得た。

今回の「日本経団連・日中環境植林協力促進ミッション」は、こうした状況を受けて派遣するもので、第１期プロジェクトの現状把握や第２期プロジェクトの植林候補地（重慶市長寿区、フーリン区）の視察、プロジェクト全体のＰＲを目的としている。メンバーは、中国委員会、同植林協力部会等の関係会社代表。ミッションの主な日程は、次のとおり。