日本経団連タイムス No.2806 (2006年3月23日)

春季労使交渉・大手回答状況

−5630円、1.69%/55社平均


約半数で回答

日本経団連は23日、2006年春季労使交渉の大手企業回答状況(加重平均)の第1回集計<PDF>を発表した。

それによると、調査対象(22業種、大手288社)の約半数(54.9%)にあたる158社で回答(了承・妥結を含む)が示され、平均額がわかっている55社の回答額平均は5630円、アップ率1.69%であることが明らかとなった。これは、同一企業の昨年実績(5138円、1.53%)と比べると、金額で492円、率で0.16ポイントのプラスとなっている。

製造業・非製造業別にみると、製造業47社の回答額平均は5798円、アップ率は1.74%で、昨年実績(5301円、1.59%)と比べると、金額で497円、率で0.15ポイントのプラス。一方、非製造業8社の回答額平均は5303円、アップ率は1.57%で、昨年実績(4894円、1.44%)と比べると、金額で409円、率で0.13ポイントのプラスという結果となった。

同集計は今後、2〜3週間ごとに中間集計を発表し、6月上旬に最終集計を取りまとめる予定。

【労働政策本部労政・企画担当】
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