日本経団連タイムス No.2855 (2007年4月12日)

グスタフ・スウェーデン国王歓迎昼食会開催

−交流強化などで意見交換


日本経団連は3月26日、都内のホテルにおいて、日本貿易会(佐々木幹夫会長)、日本商工会議所(山口信夫会頭)、経済同友会(北城恪太郎代表幹事)との共催で、スウェーデン王国カール16世グスタフ国王の歓迎昼食会を開催した。日本経団連からは米倉弘昌副会長らが出席した。

歓迎あいさつの中で佐々木日本貿易会会長(幹事)は、グスタフ国王が「スウェーデンのために、時代を共に」というモットーの下、国民に近い開かれた王室を体現し、国民の敬愛を集めていることに敬意を表明。日本とスウェーデンとは、皇室・王室の伝統を尊重していること、技術立国をめざしていること、勤勉な国民性であること、約束を大事にすること、環境・省エネルギー意識が高いこと、長寿国であることなど共通点が多く、お互いに学び合うことが大切であると述べた。
また、日本とスウェーデンの経済関係に言及し、今回のグスタフ国王の来日を機に、両国の貿易・投資関係が拡大していくことを強く期待すると述べた。

続いてあいさつしたグスタフ国王は、両国の合弁企業や日本に進出しているスウェーデン企業の例を挙げ、「両国の経済界の交流は年々深まり、さまざまな形で広がってきている」「日本国民はスウェーデンの製品、ライフスタイルに強い関心を持っている」との見方を示した。
また、今回の訪日には、閣僚2名(外務大臣、社会大臣)に加え、経済界の代表者が多数同行しており、これを機に日本とスウェーデンの間の協力、交流がさらに深まることを願っていると述べた。

【総務本部渉外担当】
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