日本経団連タイムス No.2865 (2007年6月28日)

夏季賞与・一時金 大手の8割強で妥結

−142社平均92万5380円/前年夏季比2.85%増


日本経団連が27日に発表した「2007年夏季賞与・一時金 大手企業妥結状況(加重平均)」の第2回集計 <PDF> によると、調査対象(従業員500人以上、21業種269社)の83.6%に当たる225社が妥結しており、このうち、平均額がわかっている142社の平均妥結額は92万5380円であることが明らかとなった。今回の集計結果を、集計企業(142社)の06年夏季の平均妥結額(89万9751円)と比べると、2万5629円増、2.85%のアップという結果となった。

製造業・非製造業別にみると、製造業123社の妥結額平均は94万3711円で、同一企業の06年夏季の平均妥結額(91万3558円)と比べると、3万153円増、プラス3.30%。一方、非製造業19社の平均妥結額は87万4574円で、同一企業の06年夏季の平均妥結額(86万2254円)と比べると、1万2320円増、プラス1.43%となっている。

最多分布は「90万円以上」

妥結額の分布をみると、「90万円以上」(24社、18.2%)が最も多く、次いで、「65万円〜70万円未満」(19社、14.4%)、「70万円〜75万円未満」と「80万円〜85万円未満」(各16社、12.1%)の順となっている。

アップ率の分布では、最も多いのは「0.0〜2.0%未満」(26社、19.8%)で、以下「2.0〜4.0%未満」(20社、15.3%)、「10.0%以上」(19社、14.5%)が続いている。

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同集計は、次回(7月中旬予定)をもって、最終集計とする予定。

【労政第一本部労政担当】
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