日本経団連は、5月に相次いで発生した中国・四川大地震およびミャンマー・サイクロンの被災地支援を実施している。中国・四川大地震については、会員企業に対し、日本赤十字社を寄付先とする募金への協力を呼びかけたところ、当初目標額(3億円)を大幅に超える7億6804万円(628社・グループ)の寄付に加え、義援金・救援物資といった各社独自の支援をあわせて総額で36億967万円の寄付が寄せられている(6月13日現在)。経済界募金として寄せられた寄付金は、日本赤十字社を通じて、現地で支援活動にあたっている中国紅十字会や国際赤十字に送られることになっている。
一方、ミャンマー・サイクロンについては、各社から支援金と救援物資の提供を含めて3億1185万円の支援報告が寄せられている(6月13日現在)。海外のNGOの活動が規制される中、ジャパン・プラットフォームはミャンマー商工会議所とも連携しながら、生活物資やシェルターの配布、保健医療支援などを実施している。
1.中国・四川大地震 | |||||||||||||||||||||||
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2.ミャンマー・サイクロン | |||||||||||||||||||||||
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日本経団連1%クラブでは、現地における支援活動の情報を収集し、「災害被災地支援情報」を発行して会員企業に提供するとともに、被災地支援に関するアンケート調査を行い、会員企業による支援の全体像を把握して、その結果をホームページで公表している(URL= http://www.keidanren.or.jp/1p-club/ )。
会員各位の引き続きのご支援、ご協力をお願いしたい。