日本経団連タイムス No.2914 (2008年7月24日)

日本経団連洋上研修、指導講師決まる

−講義と討議中心に職場改革のビジョンを描く


日本経団連が10月に実施する第44回洋上研修の指導講師が決まった。岡部弘デンソー相談役を名誉団長に、関島康雄3Dラーニング・アソシエイツ代表、柿内幸夫改善コンサルタンツ常務、本間達哉コーチ・エィ取締役がアドバイザー、講師として乗船し指導に当たる。あわせて、企業から5名のコーディネーターと、余暇問題研究所からレクリエーションコーディネーターが乗船する。

今年の実施時期は10月17日から25日までの9日間。昨年に続き「職場改革のビジョンを描く」を研修総合テーマに、講義と討議を中心に研修を進めていく。

船内では、総合テーマをもとに関島アドバイザーがチームビルディングについて講義するほか、グループ討議の方向性をリード。柿内講師は監督者向けに現場力や改善などを通じた問題解決について、本間講師はコーチング技法などについて講義するとともに、グループ討議の中で参加者に直接アドバイスも行う。そのほか任意参加の中国語講座、星座教室なども開く。

最初の寄港地上海では、上海大金空調(ダイキン)、上海大同利美特(ダイドーリミテッド)、上海宝鋼集団、上海民族楽器第一工場、上海甘泉外国語中学校などを訪問し、概要説明や工場見学、授業参観、質疑応答などを行い交流を深める。また、次の釜山では下船を前にまず、孫基燮・釜山外国語大学校外交学科教授の講演で日韓両国の文化の違いなどについて学び、現地訪問に生かす。

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日本経団連洋上研修は、1970年のスタート以来今年が44回目。全国の職場リーダーが日常の職場生活とは異なった環境で、異なる業種・企業の参加者と、寝食をともにしながら徹底したグループ討議や経験交流を通じてマネジメント力を学ぶもので、これまでの研修修了者は1万6千名を超える。船内でのグループ討議は、職種による問題点をより共有しやすく実効性を高めるために、管理者コースと監督者コースに分かれて行う。また、それぞれのコースに合わせた講座も実施する。

日本経団連では現在、10月17日からの本研修に向け、8月にはアドバイザーや講師、コーディネーター、スタッフが集まり事前研修会を実施するなど、研修効果を高めるための準備を進めている。同研修の参加申し込み・問い合わせは日本経団連事業サービス研修担当(電話03‐5204‐1926)まで。

【日本経団連事業サービス研修担当】
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