日本経団連タイムス No.2946 (2009年4月9日)

2009年春季労使交渉・大手企業業種別回答状況(第1回集計)

−51社平均5815円、アップ率1.77%


日本経団連は3月31日、2009年春季労使交渉の大手企業業種別回答状況(加重平均)の第1回集計を発表した。

それによると、調査対象(21業種253社)の約半数(51.4%)に当たる130社で回答(了承・妥結を含む)が示され、平均額がわかっている51社の平均額は5815円、アップ率は1.77%であることが明らかとなった。

昨年の第1回集計結果(50社6322円、1.91%)と比べると、金額で507円、率で0.14ポイントのマイナスとなった。

また業種別では、製造業45社の平均額は5695円、アップ率は1.74%で、昨年の第1回集計(6132円、1.86%)と比べると、金額で437円、率で0.12ポイントのマイナスとなった。非製造業6社の平均額は6165円、アップ率は1.84%で、昨年の第1回集計(7152円、2.14%)と比べると、金額で987円、率で0.3ポイントのマイナスとなった。

同集計は今後、適宜、中間集計を発表し、6月上旬に最終集計を取りまとめる予定。

【労政第一本部労政担当】
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