日本経団連タイムス No.2976 (2009年11月26日)

天皇陛下御即位二十年をお祝いする国民祭典開催


民間有志による奉祝委員会(御手洗冨士夫名誉会長、中村芳夫運営委員長)等主催の天皇陛下御即位二十年をお祝いする国民祭典が12日、皇居前広場で開催された。第一部の奉祝まつりでは、音楽隊・マーチングバンドによるパレード、郷土芸能や神輿の渡御が行われ、沿道に詰めかけた大勢の市民が、陛下の御即位二十年を寿いだ。

続いて、第二部の祝賀式典が行われ、奉祝演奏とともに、政界、経済界、芸能・スポーツ界など各界の代表者がお祝いの言葉を述べた。経済界を代表して、豊田章一郎日本経団連名誉会長が登壇し「御即位以来、天皇陛下は全国47都道府県をくまなく回られ、地方の産業界の実情を熱心にご視察されるなど、産業の振興に御心をくだかれた」と感謝の気持ちを述べ、経済の発展と国民生活の向上に向け、一層努力していくことをお誓いした。

初冬の肌寒い気候にもかかわらず、天皇、皇后両陛下は二重橋にお出ましになり、三万余の参加者と提灯のやわらかい光のなか式典は進行。内閣総理大臣祝辞、奉祝曲の披露、国歌斉唱の後、天皇陛下からお言葉を賜り、万歳三唱のなか、盛会のうちに閉会した。


壇上の政界、経済界代表者(左から豊田名誉会長、
御手洗会長、岡村日商会頭、森元首相、鳩山首相)
【総務本部】
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