[ 日本経団連 ]

地球温暖化防止「国民運動」へのご協力に関するお願い

2005年6月1日
(社)日本経済団体連合会
会長  奥田 碩

拝啓 益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。

2月16日の京都議定書の発効に伴い、政府では4月に「京都議定書目標達成計画」を策定し、温室効果ガスの削減に向けた対策を強化しております。

産業部門では、会員各位のご協力により、日本経団連環境自主行動計画が着実な成果をあげておりますが、民生・運輸部門においては、温室効果ガスの排出量は90年度比で増加しており、国民一人一人が自覚をもって温暖化防止に繋がる行動を積み重ねていくことが求められております。

つきましては、会員各位におかれましては、民生・運輸部門への対策の一層の強化、夏季の冷房温度の調整やトップ自らの軽装の率先等、積極的なご協力を賜りますようお願い申し上げます。

今般、政府では首相をリーダーとする「チーム・マイナス6%」(京都議定書におけるわが国の温室効果ガス排出量削減約束6%を実現するためのプロジェクト)を発足致しました。これへの協力という観点からも、何卒、皆様の格段のご高配をお願い申し上げます。

敬具

【添付資料】

地球温暖化防止「国民運動」について

1.企業における省エネ等の取り組み強化

温暖化対策の取り組み強化が求められている民生・運輸部門につきましても、会員各社の一層の取り組みをお願い申し上げます。

民生・運輸部門等での国民運動の取り組み例(日本経団連アンケート調査より)
〔*詳細は http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2005/009shiryo.pdf <PDF> 参照〕

【自社内での取り組み例】 【家庭部門への取り組み例】

2.日本経団連主催会合における冷房温度の見直し

日本経団連が主催する会合では、6月1日より夏季期間(6月1日から9月30日まで)の冷房の設定温度を変更いたします。

会員の皆様には、大変ご不便をおかけ致しますが、地球温暖化問題に対する国民運動の一環として、何卒、ご理解を賜りたくお願い申し上げます。

なお、これに伴い、日本経団連主催会合へは、軽装(ノーネクタイ、ノー上着)でのご参加で結構でございます。日本経団連事務局員の服装も同様となりますので、ご理解の程お願い申し上げます。

3.政府が行う「チーム・マイナス6%」プロジェクトへの協力

政府では、小泉総理をリーダーとする「チーム・マイナス6%(京都議定書におけるわが国の温室効果ガス排出量削減約束6%を実現するためのプロジェクト)」を発足させ、総理が先頭に立った全員参加型の活動を展開しています。

企業、従業員のチームへの参加、ロゴマークの普及、各種キャンペーンなどに関しましてもご協力下さいますようお願い申し上げます。

〔チーム・マイナス6%詳細については、http://www.team-6.jp/ 参照〕

以上

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