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経団連1%クラブニュース増刊号

有珠山災害救援速報

発行:(社)経済団体連合会 社会本部内 1%クラブ事務局
2000年4月4日

23年ぶりに火山活動を開始し、去る3月31日に噴火した有珠山は、現在も断続的に噴火活動を続けております。有珠山周辺では、伊達市、虻田町、壮瞥町を中心に約4,500人の住民が避難生活をおくっており、その長期化が予想されています。
この災害発生にともない、経団連1%クラブでは被災者支援活動に関する情報収集を行ない、会員の皆様にお知らせすることといたしました。

  1. 義援金の募集
  2.  北海道社会福祉協議会、北海道共同募金会、日本赤十字社北海道支部、地元報道機関等が構成する『北海道災害義援金募集(配分)委員会』が発足し、義援金の募集を開始しました。詳細は以下の通りです。

    募 集 期 間:平成12年4月3日から5月2日までの1ヵ月
    免 税 措 置:あり。振込書の備考欄に「免税領収書発行希望」と記載してください。
    口 座 名 称:「有珠山火山活動災害義援金」口座
    北海道災害義援金募集(配分)委員会 会長 伊藤義郎
    指定銀行口座: 北洋銀行札幌南支店普通預金4105593
    北海道銀行本店普通預金1734720
    札幌銀行本店普通預金616488
    * 募集期間中に指定銀行を利用した場合の送金手数料は免除
    郵便振替口座: 02750−1−150
     日本赤十字社北海道支部 支部長 伊藤義郎
    02730−8−303
     北海道共同募金会 会長 安念正義
    * 募集期間中に郵便局を利用した場合の送金手数料は免除
    事 務 局: 日本赤十字社北海道支部
     住所: 札幌市中央区北1条西5丁目
     電話: 011−231−7126

  3. ボランティア活動等
  4. ◇ 北海道有珠山福祉救援ボランティア活動対策本部

     噴火に備えて事前から準備を行ない、3月31日には北海道社会福祉協議会内に「北海道有珠山福祉救援ボランティア活動対策本部」(札幌)が設置されました。北海道災害対策本部と情報交換しながら、地元および全国の市民活動団体などと連携して、ボランティア活動の支援体制を整えています。
     さらに、被災地でのボランティア活動を効果的に展開するため、伊達市に現地対策本部、虻田町住民3千人が避難している豊浦町内に現地対策本部の支部が設置されました。
     しかしながら、現在のところ、一般ボランティアに対する被災地のニーズはあまり高くありません。各ボランティア活動対策本部では、北海道内在住者の受付は行なっておりますが、200名以上が待機している状態です。救援物資の受付も一時中断しています。今後の動きを注視しながら、活動を推進していく予定とのことです(現在、専用ホームページを構築中)。

    ◇ 日本赤十字社

     日本赤十字社北海道支部では、3月28日から防災ボランティアによる情報収集や救援物資の在庫確認、29日には救護班の派遣や救援物資等の配布を開始しました。また、伊達赤十字病院に「心のケア相談室(仮称)」を開設する準備を進めています。



<本件ご連絡先>
(社)経済団体連合会 1%クラブ事務局(企業・社会担当)
 Tel(03)3279−1411
 Fax(03)5255−6255
 担当者:長沢、大熊
以 上

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