宮城県の「南郷町災害救援ボランティアセンター」は、予定通り8月12日で活動を終了しました。16日の活動期間中に、延べ2,261名のボランティアが、被災者から寄せられた295件の依頼（ガレキの撤去や散乱した荷物の片付けなど）に対応しました。同センターには、全国各地から経験豊かなコーディネーターが応援に駆けつけ、地元の社会福祉協議会スタッフにノウハウを継承しました。そのためボランティアを円滑に受け入れる仕組みが構築でき、宮城県内の他の地域からは「南郷に学べ」と応援や視察が相次ぎました。今後は、地元の社会福祉協議会が引き続き被災者の支援を行っていきます。
また、１％クラブからの呼びかけに応じて、以下の企業や団体からビニールシートをご提供いただきました。目標の500枚に達し、地元からも感謝の声が寄せられています。誠にありがとうございました。その他にも被災地の支援をされた企業が多数あるかと思います。ここで触れることができず申し訳ありません。皆様のご関心、ご支援に感謝いたします。

◇ ビニールシートをご提供いただいた企業・団体

(株)大林組、指月電機製作所(株)、住友生命保険(相)、住友林業(株)、
私立幼稚園経営者懇談会、フタバ産業(株)、三菱電機グループ各社、(株)山武

北海道では、8月9日の台風10号の上陸に伴う大雨等により、死者2名、行方不明者9名のほか、住家等に多数の被害が生じています。また、大雨による道路の崩土等により現在も孤立した地域が生じています。このため、北海道では、沙流郡平取町、沙流郡門別町、新冠郡新冠町の３町に災害救助法の適用を決定しました。そこで、北海道共同募金会、日本赤十字社北海道支部、北海道社会福祉協議会、労働団体、新聞社、NHK、各民放等地元マスコミ各社などから成る義援金募集委員会にて義援金の募集を実施することになりました。ご支援・ご協力をお願いいたします。