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日本経団連1%クラブニュース増刊号

災害被災地支援情報

発行:(社)日本経済団体連合会 社会第二本部内 1%クラブ事務局
2007年4月3日

能登半島地震の被災地支援について

能登半島地震の被災地では、輪島市災害ボランティアセンター(旧輪島市)、穴水町災害対策ボランティア現地本部、輪島市災害対策ボランティア現地本部(旧門前町)を中心に、被災者の方々の支援を行っています。地元主体で効率的かつ効果的な活動ができるような体制を整備するため、「災害ボランティア活動支援プロジェクト会議(以下、支援P会議)」をはじめとする、全国の支援部隊が動いています。1%クラブでは、同会議のメンバーとして現地情報を収集するとともに、企業からのご支援が被災地の方々に直接届くような情報提供をしていきたいと存じます。1%クラブからの呼びかけに応じて、既に次の企業からボランティアセンターや支援P会議に対してご支援をいただきました。また、多くの企業から、前号でご案内した義援金や災害ボランティア活動資金へのご協力のご報告もいただいております。この場をお借りして御礼申しあげるとともに、引き続き、よろしくご支援、ご協力のほどお願いいたします。

キヤノン記録用デジタルカメラの貸与 8台
トヨタ自動車レンタカー提供 4台
ソフトバンクモバイル携帯電話の便宜供与 7台

<ご参考−「災害ボランティア活動支援プロジェクト会議」とは>
企業・社会福祉協議会・NPO・共同募金会が協働し、被災地主体のボランティア活動に寄与するため、2005年1月に設置された。これまでに新潟中越地震時の災害ボランティア活動の状況調査、被災地のNPOへの助成、会議・フォーラムの開催などの活動を行っている。また、2006年夏、長野県、鹿児島県で発生した豪雨水害時には、現地災害ボランティアセンターの側面的支援などを行っている。
●災害ボランティア活動支援プロジェクト会議構成団体(順不同)
日本経団連1%クラブ、青森県社会福祉協議会・ボランティア・市民活動センター、神奈川県共同募金会、JP Com、シャンティ国際ボランティア会、全国社会福祉協議会、日本NPOセンター、福井県共同募金会、三井住友海上火災、レスキューストックヤード、コラボねっと、中央共同募金会

(1)救援物資提供のお願い

現地入りしている支援P会議関係者を通じて、現地の災害ボランティアセンターへの救援物資提供の依頼がありました。ご寄付いただける場合には、添付の用紙に、ご提供品名、提供可能な数(単位)、発送可能日を、1%クラブ宛にご連絡いただきたいと存じます。送り先や数量等の詳細につきましては、1%クラブで調整の上、ご連絡いたします。皆様のご協力をお願いいたします。
なお、ご提供いただく物品は、中央共同募金会において、カタログ価格で損金算入が可能な寄付(特定寄付枠利用)として扱うことができます。また、物資提供に関する資金的支援をしていただけるスポンサーも募集しています。

  1. 高齢者向け衣料品
    阪神高齢者・障害者支援ネットワークの黒田理事長が避難所や在宅高齢者宅を巡回訪問したところ、下痢の方が多くなっており、至急、換えの下着が必要との報告がありました。旧門前町の現地本部を通じた高齢者用下着の提供について、以下のとおり要請がありました。同現地本部は移転の予定があるため、送り先は配送日によって異なるため、1%クラブ事務局にご相談ください。

    <女性用>
    ズロース 300枚(M:200枚、L:50枚、S:50枚)
    シャツ  150枚(M:100枚、L:25枚、S:25枚)
    フリーサイズのソックス 100足

    <男性用>
    ももひき 300枚(L:200枚、M:100枚)
    シャツ  150枚(L:100枚、M:50枚)
    パンツ  300枚(L:200枚、M:100枚)
    フリーサイズのソックス 100足
  2. うるうるパック
    「うるうるパック」は、被災地域の方々が必要とする物資を一旦県外で集約し、各世帯に配付できるようにパックしてお届けするものです。これは、P会議で発案され、昨夏の長野県、鹿児島県で発生した豪雨水害時に、日本経団連と1%クラブ会員企業のご協力を得て初めて実施されました。被災者とボランティアとのコミュニケーションの潤滑油としての有効性も確認されています。今回は、以下のように3段階に分けて、輪島(門前含む)、穴水の災害ボランティアセンターを通じて、被災者にお届けしたいと存じます。

    <第1弾:基本パック>
    数量5000パック
    配布先各地域の避難所、被災住民、高齢者世帯など
    作業日程 4月4日(水)、5日(木)
      物資の搬入
    4月6日(金)、7日(土)
      レスキューストックヤード(愛知県)にてパック作成
    4月7日(土)作業後、現地へ向けて配送
    4月8日(日)配布開始
    *なお、基本パックは長期的に活用する。
    内容案(1)タオル、(2)石鹸、(3)ウエットティシュ、(4)軍手、(5)お菓子、(6)その他、(7)パック用袋

    <第2弾:始業式応援パック>
    数量1000パック
    配布先被災地の小学校(1年から6年、もしくは低学年)
    作業日程 4月5日(木) 物資の搬入
    4月5日(木) 午後5時〜
      日本経団連1%クラブ(東京都内)でパック化して現地へ配送
    4月9日(月)原則、この日で配布完了
    内容案(1)文具(鉛筆、ノート、消しゴム、など)、(2)お菓子、(3)その他、(4)パック用袋

    <第3弾:生活応援パック>
    *第1弾、第2弾の終了後に調整し、再度ご案内しますが、現時点でのご協力の可能性について、ご連絡いただければ幸いです。
    数量500パック
    配布先仮設住宅生活者、半壊家庭など
    配布時期4月28日(土)頃。仮設への移転時期
    内容案(1)ダンボール、(2)ガムテープ、(3)カレンダー、(4)清掃道具(雑巾、バケツなど)、(5)手袋(水仕事用)、(6)石鹸、洗剤など、(7)飲料(500mlのお茶など)、(8)その他 〔梱包はダンボール使用〕

  3. 現地の災害ボランティアセンターの備品等
    現地の災害ボランティアセンターは、中長期の生活・福祉支援に向けて体制を移行しつつあります。それに伴い、現時点で、以下のような備品について要請がありました。

    スタッフジャンバー100枚(L:50枚、M:50枚)
    カッパ1000枚
    皮製軍手300枚
    長机(60cm×1.2m)20本
    パイプイス70脚
    コピー機2台
    印刷機2台
    コピー用紙A4(5000枚)30箱
    A3(2500枚)20箱
    カラー・コピー用紙 
    〔黄色、緑、ピンク〕
    A4(5000枚)各5箱

(2)ボランティアの募集

1%クラブでは、「うるうるパック」第2弾:始業式応援パックの詰め合わせ作業のためのボランティアを募集します。火急のお願いで恐縮ですが、学校が始まる4月9日(月)までに配布できるよう、よろしくご協力のほどお願いいたします。
また、名古屋での作業もボランティアを募集しておりますのであわせてご案内いたします。

<東京での作業>
作業日4月5日(木)午後5時〜終了時まで(目標:8時30分 終了)
*途中からの参加でも結構です。
場所経団連会館 7階 第2会議室(東京都千代田区大手町1−9−4)
http://www.keidanren.or.jp/japanese/profile/pro013.html
*お手伝いいただける場合は、E-mailかFAXにて、1%クラブ事務局までご連絡ください。
参加申し込み多数のため、募集を終了させていただきます。

<名古屋での作業>
作業日4月6日(金)午後3時〜8時(予定)
4月7日(土)午前9時〜午後2時(予定)
場所名古屋市中川区戸田三丁目1311番地
*お手伝いいただける場合は、以下にご連絡ください。
 特定非営利活動法人 レスキューストックヤード 担当:清野(せいの)さん
 TEL:052-783-7727 FAX:052-783-7724
 事務局 : info@rsy-nagoya.com

能登半島地震の被災地支援物資提供の申込書


【本件ご連絡先】
(社)日本経済団体連合会 1%クラブ事務局(社会第二本部内) 長沢、漆間(うるま)
電話03−5204−1750
E-mail1p-club@keidanren.or.jp
FAX03−5255−6255
以上

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