公益財団法人 経団連国際教育交流財団(理事長:新沼宏 住友化学取締役副社長執行役員)は、経団連第2代会長の故石坂泰三氏の業績を顕彰し、教育面における国際交流を通じてわが国と諸外国との相互理解の促進に資することを目的に、1976年に設立された。また、2011年12月1日に公益財団法人への移行登記を行い、名称を「財団法人 国際文化教育交流財団」から現在の名称に変更するとともに、その事業内容を見直した。
当財団は現在、日本の大学または大学院に在籍し、海外の大学または大学院に留学する日本人学生に対する奨学金の支給等を通じて、わが国の学術研究や世界経済の発展に寄与するとともに、国際社会に貢献する人材を育成することを目的に活動している。
正味財産期末残高:5億1860万円(2021年度末)
学業、人物ともに優秀であって、広く社会に貢献する意志を持ち、将来、アカデミアの世界で研究者として活躍することが期待される日本人大学院生を対象に、奨学生を募集・選考し、海外の大学院に留学するための奨学金を支給する(支給期間は最長2年)。なお、日本人大学院生奨学事業の推進にあたっては、一般社団法人 東京倶楽部からの助成金を得ている。
2013年度から実施していた本事業は、2022年度奨学生に対する奨学金支給完了(2023年度)をもって終了することになった。
今後、新たな募集・選考は行わない(2022年3月31日更新)。
国際化に熱心に取り組む63大学を対象に、将来、グローバルなビジネス領域で活躍する意志を持つ学生を対象とした奨学生を募集する(支給期間1年)。
海外留学を通じて培った力をグローバル・ビジネスの世界で活かし、日本経済の活力向上に貢献したいと考えている、チャレンジ精神に富んだ学生や、過去に一度も海外経験がなく、初めて海外に出て自分の力を試してみたいと思っている学生、様々な専門領域で勉学に励んでいる方、スポーツやボランティア活動に熱心な学生の応募を歓迎している。
なお、同事業推進にあたって、2022年度は趣旨にご賛同いただいた経団連会員企業27社(2022年5月20日現在)から協力を得ている。
国際社会で活躍できる人材の育成・活用に資するフォーラム・セミナー等を開催する。
公益財団法人 経団連国際教育交流財団 ( Keidanren Ishizaka Memorial Foundation ) 〒100-8188 東京都千代田区大手町1-3-2 経団連会館内
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