1ドル=95円割れに関する豊田会長コメント

1995年3月3日
社団法人 経済団体連合会


  1. 景気が緩やかな回復過程にあるものの、阪神・淡路大震災、証券市場の低迷、不良債権問題などの深刻な問題を抱えている最中に、わが国経済の実力をはるかに超える円高となり、わが国経済に重大な影響が及ぶことが懸念される。

  2. わが国としては、各国通貨当局と緊密な連絡をとり、強い態度で協調介入を行うとともに、政策協調を推進していただきたい。同時に、実効ある規制緩和、内需拡大策をはじめ、あらゆる手段を速やかに講じる必要がある。


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