円レート戦後最高値更新に関する豊田会長コメント

1995年3月6日
社団法人 経済団体連合会


  1. 再三にわたって指摘しているように、現在の円高は、適正水準ならびに企業の適応力を大幅に上回る円高であり、しかも、円高のスピードは、あまりにも急激である。

  2. 今回の円高には、単に、円とドルだけの関係にとどまらず、国際金融市場の不安定要因が凝縮されている。これへの対応に当たっては、わが国だけでなく、各国が、現在の為替市場の不安定に危機感を強め、これまで以上に強い姿勢で、政策協調、協調介入に取り組むことが望まれる。

  3. わが国としても、内需拡大策、規制緩和等を実行する必要がある。


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