サミット経済宣言に関する豊田会長コメント

1995年6月17日
社団法人 経済団体連合会


  1. 今回で21回を迎えたサミットを契機に、IMFや国連等の国際機関についての改革の議論が深められ、国際秩序をさらに堅固なものにするための新たな論点が提供されたと思う。

  2. 特に、現在の世界経済の重要課題である国際金融市場の安定について討議され、政策協調の重要性が再確認されたことは評価できる。これを機会に、為替の安定化にむけた各国政府の緊密な協力関係が一層強化され、行きすぎた円高が是正されることを期待したい。

  3. 今回の宣言でふれられている通り、あらゆる形態の保護主義への反対、WTOの紛争処理機能の強化についても、日本として積極的に協力していかねばならない。


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