持株会社解禁に関する豊田会長コメント
1997年2月25日
(社) 経済団体連合会
- 昨年来、長期にわたり与党3党において真剣な議論がなされ、本日、持株会社解禁の方針がまとめられたことに対して敬意を表したい。
- 特に、この度の三党合意によれば、事業支配力の過度の集中とならない限り、持株会社を基本的に認めるとしている点は、経済界の長年の要望に応えるものであり、高く評価したい。
- 経団連が予てより主張してきた、独禁法9条の2(大規模事業会社の株式保有総額制限)の見直しが、今回の改正で見送られることになったのは残念であるが、これについては、今後も引き続き検討を行い、出来るだけ早い機会に是非見直しを行って頂きたい。
- なお、持株会社解禁に伴う労使関係問題への対応については、今後2年間を目途に、連合・日経連で検討することで合意に達したので、経団連としても、今後の検討にできる限り協力してまいりたい。
以 上
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