橋本自民党総裁辞任表明についての今井会長コメント

1998年7月13日
(社)経済団体連合会


橋本総裁が辞任を表明されたことは、今回の参議院議員選挙の結果を踏まえ、政治家として自ら決断されたことであり、やむを得ないことだと思う。

現在の厳しい経済情勢の下で、政治的空白は、何としても避けるべきであり、挙党体制の下で、後継の総裁を一刻も早く決定し、臨時国会を開催すべきである。そして、与野党とも、迅速かつ思い切った景気対策の実現が、有権者の意思であることを深く認識し、臨時国会において、一致協力して、不良債権処理、金融システム再生のため、関連法案の迅速な審議を進め、早急に成立させてもらいたい。

また、新しい首相は従来の改革路線を継続するとともに、速やかに所得税、法人税の制度減税についての成案をまとめ、実行してもらいたい。

以 上


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