自民党総裁選挙結果に関する今井会長コメント

1999年9月21日
(社)経済団体連合会


総裁選において、3名の候補者が、今後の重要政策課題について、国民の前で開かれた形で議論をたたかわせ、これらについて、国民の間で関心と理解が深まったことは、意義のあることであった。

選挙の結果、小渕氏が再選されたが、小渕氏が昨年来、内閣総理大臣として強いリーダーシップを発揮し、日本経済の再生に数々の実績を挙げてこられたことが評価されたと思う。

現在、わが国経済は、景気を自律的な回復軌道にのせていくための重要な局面にある。また、国民の将来への不安感を払拭するための社会保障制度改革など、構造改革にも本腰を入れて取り組んでいかなくてはならない。

小渕新総裁には、これらの問題解決のため、早急に、強力で安定した連立内閣を発足させていただきたい。自民党も、挙党体制で新内閣を支えていただきたい。経団連としても、近く新内閣への要望をまとめるとともに、全面的に協力していく所存である。

以 上


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