ご逝去の報に接し、心からお悔やみ申しあげたい。
中山さんは、日本を代表する経営者として、大局的な立場から日本経済の発展に尽力された。昭和40年不況において山一特融を実現されるとともに、エネルギー総合推進委員会の委員長などを務められるなど、資源・エネルギー問題にも精通された財界人であられた。経営の第一線を退かれてからも、国際大学の創立に取り組まれて、わが国の将来を担う国際的ビジネスマンの育成や国際交流の推進に力を尽くされた。
明治生まれの気概と気骨に富んだ中山さんのご逝去は非常に残念である。ご冥福を心からお祈りする。