WTO新ラウンド決裂に関する御手洗会長コメント

2006年7月25日
(社)日本経済団体連合会

今回のG6閣僚会合がG8サミット宣言において設定された期限前に合意を断念し、決裂したことは極めて遺憾である。

通商立国であるわが国にとって、WTOによるグローバルな自由貿易体制こそ制度的基盤となるものであり、EPA/FTAによる自由貿易の推進においても、あくまでWTO体制が前提となっている。

新ラウンドがこのまま長期にわたり凍結されることのないよう、わが国政府はじめ主要関係諸国が、政治的リーダーシップを発揮し、可及的速やかに交渉のテーブルにもどることを強く期待する。

以上

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