景気拡張期間の「いざなぎ景気」超えに関する御手洗会長コメント

2006年11月22日
(社)日本経済団体連合会

経済人の実感として、景気回復が続いているとの政府の判断は当を得ていると思う。

いざなぎ景気当時と比べて回復感に乏しいとの指摘があるが、経済の成熟化やグローバル化を考えれば、高度成長期と勢いに差があるのは当然である。しかし、景気回復の裾野は、大企業から中小企業へ、都市から地方へ、企業から家計へと着実に広がりをみせている。

弱い指標も散見されるが、失速や腰折れを懸念する必要はない。今回の景気回復は、企業体質の改善と収益力の上昇を起点としており、底堅い。多少のフレはあるとしても、今後も回復局面は続くと考える。

以上

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