G8サミット首脳宣言に対する御手洗会長コメント

2007年6月8日
(社)日本経済団体連合会

G8首脳が地球温暖化対策に本格的に取り組むことで合意したことを歓迎する。地球規模で実効ある温暖化対策を展開していくためには、米国、中国、インドを含む、全ての主要排出国の参加を得て、国際枠組を構築する必要がある。

今後、世界最高水準のエネルギー効率を誇るわが国が、ポスト京都議定書に関する議論をリードしていくことを期待している。当面は、来年の洞爺湖サミットに向けて、5月24日に発表された総理イニシアティブの具体化を進めることが重要であり、産業界としても協力していく。

なお、オープンで透明性の高い投資枠組や、イノベーションの基幹としての知的財産権保護の重要性が改めて確認されたことを歓迎するとともに、G8各国と主要新興国の政策対話を強化する「ハイリゲンダム・プロセス」の着実な実施に期待している。

以上

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