米国を象徴する歴史のある企業だけに、複雑な思いである。
自動車産業はすそ野が広いため、今回の Chapter 11 の申請が、GMだけではなく、関連する企業の生産や雇用に与える影響は大きい。また、日本の自動車部品メーカーへの影響も小さくないと心配している。
他方、今回は通常の Chapter 11 の申請とは異なり、アメリカ政府が全面的に協力する姿勢を示しており、既にUAWや債権者グループからの了解も取り付けている。
従って、再建計画に関する合意も早晩、得られるものと信じている。一日も早いGMの再建、復活を願っている。