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日本経団連第3回定時総会後の会見における
奥田会長発言要旨

2004年5月27日
(社)日本経済団体連合会

【2期目の抱負】

「多様な価値観が生むダイナミズムと創造」、ならびにそれを支える「共感と信頼」をベースに、昨年1月に発表した「新ビジョン」の実現を図りたい。1期目は、提言したことがなかなか実現に結びつかなかったという点で不満足も感じた。特に社会保障制度については、総合的に改革して国民が簡単・明朗にわかる制度になるよう、注力したい。

【政治寄付への関与について】

(経団連が政治献金斡旋をやめた1993年以降も)企業は政治寄付を続けており、今年になって再開したというわけではない。政策本位の政治を実現するためには、政党の政策能力をさらに強化する必要がある。企業による政治寄付は、それを助けるための、社会貢献の一つであると考える。

【「国の基本問題検討委員会」新設について】

イラク問題やテロなど最近の諸情勢を背景に、国のあり方や憲法問題、安全保障問題などについて、経済界としても検討する必要があるというのが委員会設置の趣旨である。

以上

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