イラク情勢や原油高などのリスク要因はあるものの、景気は回復に向かっている。
何よりもまず、関空をどう利用してもらうかを考えることが大事である。(2期事業について、)途中でやめることはまずいとは思う。関空の場合、京都・奈良・神戸や瀬戸内地域への観光の拠点となるよう、アクセス面での改善や伊丹空港との役割分担など、観光客を惹きつける空港となる努力が必要である。
情報インフラが発達した今日、関西の企業が東京に本社を移転する動きはおさまっていくだろう。その意味でも、関西の財界・企業にとって、情報インフラの進歩が重要だと思う。情報インフラの発達により企業の地方分散が進めば、地域活性化に役立つ。