われわれが、「経済界代表」として支援してきた候補者が当選を果たしたことは、大変喜ばしい。経団連としては、引き続き政治寄付や政策評価などを通じて政治に関与していく。
自民党の議席は目標には届かなかったが、参議院全体では与党が安定多数を確保しており、構造改革路線への影響はないと考える。今後は、改革の中身を深彫りし、郵政民営化や総合的な社会保障制度改革の推進に注力すべきである。
選挙も終わったので、これから改革の具体案を本格的に詰めていく必要がある。改革は難航するだろうが、経団連としても可能な協力は行っていく。