四国地方経済懇談会後の共同記者会見における奥田会長発言要旨

2005年1月19日
(社)日本経済団体連合会

【景気について】

為替や原油価格、中国など海外経済の動向といったリスク要因が大きく出てこなければ、日本経済は1.5%から2%の成長を達成できると見ている。

【四国経済の現状、四国の観光振興策など】

昨年に比べ、四国の自立意識が出てきているので、四国の将来は暗くないとの自信を持った。観光客を呼び込むためには、四国がまとまり、関西国際空港や中部国際空港とも連携しながら、瀬戸内海という観光資源を活かし、広域的に対応する必要がある。

【「国の基本問題検討委員会」報告書について】

(今回の報告書をまとめた背景には)憲法第9条第2項をめぐる神学論争のような解釈論にけじめをつけるべきとの考えがある。戦争を求めているわけではない。

【青色LED訴訟和解について】

職務発明に対して企業がいくら支払うかといったフォーミュラがこれまでなかったことが問題であった。社員と会社との雇用契約において客観的な基準を定めるべきである。

以上

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