本来の任期である来年5月まで会長職を務める。残り1年あまりの任期中、様々な課題に全力で取り組みたい。
国際化の進展を受けて、先進国と途上国との格差の問題やグローバリゼーションがもたらす影響等について主要国が話し合う機会を多く持つことは意義がある。今回は、BRICsとの会合がもたれた点で評価できる。
地球温暖化防止の観点からも、原子力の活用は必要であり、今回の県知事の決定を評価する。ただ、安全性の確保は最も重要な問題であり、当事者にはくれぐれも安全面に注意を払ってほしい。
各企業が、それぞれの経営状況などから判断して賃金水準などを決定すればよい。連合がベースアップの統一要求をせず、個別労組の判断に任せるとの方針を打ち出したことは評価している。ベアがないからといって給与が上がらないわけではなく、定昇などにより給与は毎年上がっている。今後は、賃金カーブも年功だけでなく成果や功績も織り込んだものとすべきである。