記者会見における奥田会長発言要旨

2006年4月10日
(社)日本経済団体連合会

【来年の参院選への対応について】

来年の参議院選挙では、日本経団連としての独自候補擁立を見送ることとした。具体的な支援は、従来同様、各社・各業界それぞれの判断で行うこととなる。

【景気について】

金利の上昇圧力が景気に悪影響を及ぼす状況にあるとは見ていない。量的緩和政策の解除と金利引き上げとは切り離して考えるべきである。
なお、(原油など)資源価格が上昇しており、物価は今後じわじわと上がってくるだろう。日本経済はデフレから脱却しつつあると思う。

【小沢一郎氏の民主党代表就任について】

小沢氏の代表就任で、民主党は党としてまとまるだろう。自民党と拮抗する勢力ができるのはよいことだ。

【小泉総理在任期間歴代3位(戦後)の感想】

在任期間を通じて改革に努力されてきた。まだ改革途上にあるので、9月まで頑張っていただきたい。

【郵政民営化の具体的方策について】

日本郵政株式会社と郵政民営化委員会との間で民営化の具体的方策に関する意見の相違があるならば、調整すべきだと考える。

以上

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