記者会見における御手洗会長発言要旨

2007年1月9日
(社)日本経済団体連合会

【防衛省の発足について】

北朝鮮によるミサイル発射や地下核実験の実施、テロとの戦いなど、日本を取り巻く安全保障の環境が厳しさを増す中、防衛庁が省に移行し、政策官庁としての機能を強化することは時宜にかなっている。

【ホワイトカラーエグゼンプションについて】

昨年12月に厚生労働省の審議会で取りまとめられた最終報告に、ホワイトカラーエグゼンプションの概念が盛り込まれたことを高く評価する。多様な働き方の一つとして、次期通常国会において成立することを期待している。

【個人消費の動向について】

消費が弱い動きとなっている原因としては、長い間続いたデフレによる心理的影響が考えられる。また、定率減税の縮減、社会保障負担の増大も原因となっているのではないか。景気は回復しており、企業業績も好調なことから、成果の配分は、進んでいると認識している。事実、夏・冬のボーナスは2年連続で過去最高を記録している。

以上

日本語のホームページ