四国地域経済懇談会後の共同記者会見における御手洗会長発言要旨

2007年1月30日
(社)日本経済団体連合会

【道州制について】

豊かな広域経済圏をつくり、規模の強さを発揮していくことで、国全体を強くしていくことが必要だ。広域経済圏にそれぞれ産業があり、自立した地方がお互いに競い合うことになる。住民の行政や政治への意識が高まるというメリットも期待できる。道州の区割りのあり方については、文化圏、学術圏などを総合的に考えて、住民が自主的に決めていくべきである。

【道路特定財源について】

2008年の3月に揮発油税などへの暫定税率の適用期限を迎える。そのタイミングで全体の税体系の議論をすればよい。

【ホワイトカラーエグゼンプションについて】

ワーク・ライフ・バランスの実現には、自律的な働き方が必要であるという考えから提案をしている。誤解されている面もあることから、さらに説明をし、ホワイトカラーエグゼンプションに対する国民の理解を求めていきたい。

以上

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