記者会見における御手洗会長発言要旨

2007年4月23日
(社)日本経済団体連合会

【参院補選の結果について】

1勝1敗となったが、今回の改選議席は2議席とも民主党の議席だったため、自民党からすれば勝利だったと言えるだろう。来る参院選に向けて、ハードルが下がったということではないか。

【景気の現状と見通しについて】

回復ピッチがややスローダウンしているものの、景気の回復が続いている。年後半にかけて回復テンポは速まっていき、2007年度の実質成長率は2%強を達成できると見ている。

【日本経団連中東ミッションについて】

170名を超える大規模なミッションとなった。現地では、資源・エネルギーの安定供給の確保のみならず、幅広い産業分野における協力の拡大を目指し、未来志向の意見交換を行ってまいりたい。

【日米関係について】

日米関係は大変良好だが、これに安住せず、更なる関係強化を図ることが重要である。来る首脳会談においては、地球環境問題、特に「ポスト京都」の実効的な枠組構築に向けた話し合いを行って頂きたい。日米EPAの促進も重要な課題だ。

以上

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