地球規模でのCO2削減が課題となっており、各国で既に削減のための努力がなされている。洞爺湖サミットを成功させるためには、主催国である日本としても、EUや米国等の世界的な潮流を踏まえ、考えていく必要がある。
アジアは、地球全体の半分近くの人口を抱え、高い経済成長を続けている。九州は地政学上のメリットを生かし、このアジアのダイナミズムを取り入れ、さらに発展することができる。同時に、道州制のスケールメリットが期待できる。インフラ整備や人材育成など、経済発展のための素地を固めつつ、アジアとの交流を強化すべきである。