大統領は、内外の危機的な状況を突破し、新しい変革を起こすために、「新しい責任の時代」が来たと訴え、国民の自覚と協調を強く呼びかけた。大統領の心意気と情熱を感じた。
現在、世界経済は危機的な状況にある。まずは米国経済が立ち直ることが不可欠だ。雇用の増大など、思い切った大型の政策をスピーディーに立案、実行してもらいたい。地球温暖化問題についても、米国の前向きな姿勢を期待する。
大統領は、日米関係の重要性について、充分、認識していると思う。今後、日本に対する国際的な協力要請はかなりでてくるだろうが、良好な日米関係は不動である。
世界的な景気後退を受けて、東海経済はモノづくり産業を中心にダメージを受けている。ただし、東海地域では、産業集積が既に非常に進んでいる。他地域に比べても潜在力が圧倒的に高い。今後、新たな産業クラスターを一層、充実させるとともに、道路、空港、港湾等のインフラ整備をベースに観光振興を行えば、いずれ必ず復活する。