第45回四国地域経済懇談会後の共同会見における御手洗会長発言要旨

2009年2月18日
(社)日本経済団体連合会

【四国経済について】

景気が後退する中で、四国もその例外ではなく、停滞している。
しかし、本日の懇談会では、産業クラスターの形成、道州制の導入に向けた取り組み、四国霊場八十八箇所を基礎とした観光振興など、四国経済のさらなる発展に向けた地元経済界の強い意気込みを感じた。「8の字ネットワーク」の整備など、交通網の整備などもあわせて行えば、さらにスケールの大きな開発が可能となるだろう。四国の取り組みに大いに期待している。

【米国自動車産業の経営再建問題について】

自動車産業は、米国で最大の影響力を持つ産業である。オバマ政権もこの問題の解決を最重点課題の1つに位置づけ、真剣に取組んでいる。
今般、経営再建計画が米国政府に提出されたが、今後は労働組合との話し合いが1つの大きな課題となるであろう。積み残した課題についてさらに話し合い、円滑に解決することが重要である。この点については期待もしているし、心配もしているところだ。

以上

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