輸出に下げ止まりの動きが見られ、生産も在庫調整が進み生産計画が立ち始めていることから、第1四半期が底であったと考えられる。ただ、持ち直し傾向にあるとはいえ、依然として生産水準は低く、雇用に結びつくまでには時間がかかる。曙光が見えてきたものの、まだしばらく厳しい状況が続くだろう。
政治と経団連は、経済成長を通じて豊かで安定した国民生活を確保するという点で、目的を共有している。ただ、その方法論については、一致しているものもあれば、異なるものもある。したがって、経団連は政党との政策対話を積極的に行っている。いずれにしても、民主主義では、民が政治を支えるべきである。