関西会員懇談会後の記者会見における御手洗会長発言要旨

2009年6月4日
(社)日本経済団体連合会

【景気の現状と見通し】

輸出に下げ止まりの動きが見られ、生産も在庫調整が進み生産計画が立ち始めていることから、第1四半期が底であったと考えられる。ただ、持ち直し傾向にあるとはいえ、依然として生産水準は低く、雇用に結びつくまでには時間がかかる。曙光が見えてきたものの、まだしばらく厳しい状況が続くだろう。

【政治と経団連】

政治と経団連は、経済成長を通じて豊かで安定した国民生活を確保するという点で、目的を共有している。ただ、その方法論については、一致しているものもあれば、異なるものもある。したがって、経団連は政党との政策対話を積極的に行っている。いずれにしても、民主主義では、民が政治を支えるべきである。

以上

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