記者会見における御手洗会長発言要旨

2010年3月23日
(社)日本経済団体連合会

【景気について】

輸出、生産は持ち直し、景況感も改善している。他方、設備投資については、設備稼働率が低く、依然として過剰感が強い。個人消費も力強さに欠けた動きとなっている。景気はいまだ民間主導の自律的な回復過程に入っておらず、当面、厳しい局面が続く見込みである。

【アジアとの連携について】

日本が今後、アジアとともに成長を遂げるためには、官民一体で域内需要の喚起やソフト・ハード両面のインフラ整備などに取り組まなければならない。日本の投資、技術に対する期待は大きい。アジアとの経済連携強化に関する考え方は鳩山政権と一致しているので、密接に協力してきたい。

以上

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