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月刊 経団連 新会員紹介 中興化成工業

設立 1963年3月27日
従業員数 単体432名、グループ513名(2012年10月1日現在)
本社所在地 〒107-0052 東京都港区赤坂2-11-7
事業内容 ふっ素樹脂・その他機能性プラスチック製品の製造・販売、産業用テキスタイルへのシリコーン・その他機能性材料のコーティング
URL http://www.chukoh.co.jp/

当社は1963年に日本初のふっ素樹脂の専門加工メーカーとしてスタートした。

ふっ素樹脂は耐熱性、非粘着性、耐薬品性、電気絶縁性などに極めて優れた高機能樹脂である。食品、包装、半導体、自動車、通信、建築など、主に汎用のプラスチックでは対応が困難な用途に広く使用されており、粘着テープ、ベルト、銅張積層板、建築用膜材、チューブ、一体槽、ライニングなど、当社の多彩な製品ラインナップはあらゆる分野のユーザーニーズに対応している。なかでも、主力製品であるガラスクロスなどの産業用クロスにふっ素樹脂をコーティング(含浸加工)したファブリックは、質・量において大きなアドバンテージを持っており、特にドームの屋根などに使用される膜材料の分野で、当社は世界三大メーカーの一つに数えられている。

ふっ素樹脂に次ぐ事業の柱は、2004年に立ち上げたスペシャリティコーティング事業である。これは、当社のコアテクノロジーであるコーティング技術を活かして、高機能性インダストリアルテキスタイルの開発を行うものであり、自動車用サイドカーテンエアバッグのシリコーンコーティングは、事業開始以来、好調に需要が伸びている。

このほか、海外への事業展開にも積極的に取り組んでいる。2011年には中国に現地法人の販売子会社「中興化成貿易(上海)有限公司」と生産子会社「中興化成気塑制品(常熟)有限公司」を設立し、中国を拠点とした新しいグローバル戦略を展開している。

「ものづくり」従来の強みに加えて


庄野直之
中興化成工業 社長

当社の発祥は九州の炭鉱です。国内石炭産業が斜陽になった1960年代、極めて加工の難しいふっ素樹脂の加工を始め、事業転換を図りました。それから50年たち、現在はふっ素樹脂事業をコアに、シリコーンなど他樹脂の成型も扱い、海外にも事業を展開し、持続的な成長を実現しています。
そのなかでも、日本企業ならではの繊細さ、責任感、工夫好きなど「ものづくり」の基本となる強みを変わらずに持ち続けています。今後は単に「ものづくり」に強いとおごることなく、技術の普遍化、システム化、最終製品のプロダクトデザインなど、海外企業に学ぶべき点にも注目しながら、さらなる飛躍を果たしたいと考えています。経団連の活動を通じていろいろと学んでいきたいと存じますので、何とぞよろしくお願い申しあげます。

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