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月刊 経団連 日本住宅ローン

資本金 10億円
設立 2003年5月14日
従業員数 131名(2013年2月1日現在)
本社所在地 〒112-0004 東京都文京区後楽1-4-14 後楽森ビル5階
事業内容 住宅ローンの貸付(住宅金融支援機構提携住宅ローン「フラット35」および自社住宅ローン、つなぎ融資等)
URL http://www.mc-j.co.jp/

2003年10月1日、住宅金融公庫の直接融資に代わる固定金利住宅ローンとして「フラット35」が誕生した。これは、民間金融機関が融資を行い、その住宅ローン債権を住宅金融支援機構(旧・住宅金融公庫)が買い取り、証券化するという制度である。当社は、この「フラット35」の制度開始に合わせ、大手ハウスメーカーの積水ハウス、大和ハウス工業、そして日立キャピタルの出資により設立された。2004年には住友林業と積水化学工業が資本参加し、現在の四ハウスメーカー提携の体制となっている。

「フラット35」は、全国の銀行や信用金庫等のほかに、住宅ローン融資の原資となる預金等を持たないモーゲージバンクと呼ばれる当社のような住宅ローン専門の金融機関が多く参入している。「フラット35」の融資は、取り扱う金融機関によりマーケティングやオリジネーションが大きく異なる。当社は四ハウスメーカーの提携ローン提供に特化し、住宅営業現場でスムーズにローン申し込みが行える仕組みを構築することで、お客様にとって利便性の高いサービスを提供している。

このスタイルで営業活動を続けた結果、2011年度末までの当社の「フラット35」申込件数累計は銀行を含めた全金融機関において第1位、シェアは約14%となっている。また、設立8年で融資残高は1兆円を超え(2012年11月末現在で約1兆3400億円)、地銀上位行並みの融資規模となっている。

30年超の融資を行う金融機関として、今後もより一層の発展を目指すとともに、より多くのお客様が良質な住宅を取得できるよう、ローン開発や社会貢献を続けていきたい。

「良い家には、良いローンを」安心を提供することが最大の使命


安藤直広
日本住宅ローン 社長

2013年に創業10周年を迎える当社は、これまで一貫して、お客様に「住宅」という人生最大の夢を実現していただき、その喜びを高めることを通じて社会に貢献するという原点を忘れずに努力してまいりました。「良い家には、良いローンを」という思いから、金利変動の心配のない全期間固定金利の住宅ローンを最大限良い条件でご提供するなどして、お客様に安心をご享受いただくことが最大の使命であると考えております。おかげさまで、住宅ローンのお申し込みは累積で10万件を超え、社会的責任もさらに重くなったと感じております。
これからも、社会貢献を第一に考える公共機関的な性格と、常に挑戦し続ける開拓者の側面を併せ持ったユニークな企業として、新たな住宅ローンの開発や、お客様の目線に立った住宅ローンコンサルティングノウハウを磨き、次の10年に臨みたいと存じます。
経団連会員の皆様には、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申しあげます。

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