月刊 経団連 ヴァレオジャパン
資本金 | 91億円 |
---|---|
設立 | 1937年5月 |
従業員数 | 約2,800名(2014年4月1日現在) |
本社所在地 | 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-23-13 南新宿星野ビル4F |
事業内容 | 自動車関連システムおよび部品の研究開発・製造・販売 自動車メーカー向け純正補修部品販売(OES) |
URL | http://www.valeo.co.jp/ |
ヴァレオは、自動車部品、システムとモジュールの設計開発、生産、販売を専門とする独立系の企業グループである。1923年、フランスのパリ郊外で、ブレーキライニングとクラッチフェーシングの生産から事業をスタートし、現在は29カ国に124カ所の工場、16カ所の研究センター、35カ所の開発センター、12カ所の物流センターを構え、約7万4800名の従業員を擁する世界屈指の自動車部品サプライヤーとなった。当社は、技術革新によってCO2の排出量を削減することと、アジアおよび新興国で成長することを戦略の二本柱としている。グループ全体の2013年度の売上高は、約121億ユーロで、約10億ユーロを研究開発に投資した。
当社の日本における歩みは、1985年12月の日本法人設立から始まった。現在、ヴァレオジャパン、ヴァレオユニシアトランスミッション(合弁会社)からなる日本のヴァレオグループ2社は、国内に9カ所の生産拠点と3カ所の研究開発センターを構え、約2800名の従業員を擁している。また、当社は自動車用ランプ事業において市光工業と事業提携し、アフターマーケット製品の販売においてPIAAとビジネスパートナーシップを締結している。世界をリードする自動車メーカーの母国である日本は、当社にとって大切な国である。日本に確固たる事業基盤を置き、日本発のものづくりの技とイノベーションの力を、アジアをはじめ世界での成長につなげていく。
グローバルな強みと、日本の細やかなサポートを
齋藤隆次
ヴァレオジャパン 社長
このたび、経団連に入会させていただき、大変光栄に存じます。私たちは「全員参加」「ヴァレオ生産システム」「たゆまぬ技術革新」「サプライヤーとの相互協力」「トータルクオリティ」からなる「五つの基本理念」を掲げ、「現場」「現物」「現実」の三つの「現」によって実際に起きていることを分析し問題を解決する「三現主義」を実践しておりますが、これは日本の品質管理の考え方を取り入れたものです。私も和魂洋才を旨とし、グローバルな強みと日本流の細やかなサポートの調和を目指してまいります。
経団連の一員として、企業としての社会的責任を担うとともに、グローバル企業として世界と日本の懸け橋となるべくまい進してまいります。