月刊 経団連 国際ビジネスコミュニケーション協会
設立 | 1986年2月 |
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職員数 | 267名(2014年4月1日現在) |
所在地 | 〒100-0014 東京都千代田区永田町2-14-2 山王グランドビル |
事業内容 | TOEICプログラム(英語能力の測定・評価)の実施・運営、英語学習教材の開発・提供、英語教育に関する調査・研究、グローバル人材育成の支援 |
URL | http://www.toeic.or.jp/ |
当協会は世界共通の英語コミュニケーション能力テストであるTOEICプログラムの実施・運営を中心に活動している。
TOEICテストは米国の非営利テスト開発機関であるETS(Educational Testing Service)が開発したもので、わが国では1979年12月に導入して以来、社会人・学生向け英語能力測定テストとして広範な認知と支持を獲得しており、2013年度には過去最大の236万名が受験した。また、初・中級者向けテストTOEIC Bridgeも学校マーケットを中心に広がりを見せるほか、2006年からは英語を話す力・書く力を測定するTOEIC SW(スピーキング/ライティング)テストも実施している。さらに、35年間培った膨大な受験者のデータ分析をもとに、英語学習をサポートする公式教材やツールの開発・提供も行うなど、TOEICプログラム周辺事業の充実にも取り組んでいる。
同時に、当協会は世界を舞台に活躍を目指すビジネスパーソンやその育成に携わる企業、学校の人事・教育担当者向けのグローバル人材育成関連事業にも注力している。セミナーやフォーラムの開催、大学主催スピーチコンテストの後援・支援、高校生のエッセイコンテストやライティングワークショップの開催などを通じて積極的な情報発信・情報交換を通じて、今後も英語能力向上を基軸にグローバル人材の多面的育成の支援に積極的に取り組んでいく所存である。
「人と企業の国際化」を基本理念として
室伏貴之
国際ビジネスコミュニケーション協会 理事長
当協会は、「人と企業の国際化」を基本理念にTOEICプログラムを中核事業として歩んでまいりました。グローバル社会において円滑にコミュニケーションを図るには共通語として広く使われている英語の運用能力が不可欠な時代です。当協会では人材育成の重要な柱である英語能力測定の世界共通のモノサシとして、TOEICプログラムを提供しております。企業向けには団体特別受験制度を設け、2013年度の受験者数は120万名を超えました。スコアデータ分析に基づく付加価値情報の提供や英語力育成上の課題解決への提案など参加企業の利便性向上にも一層取り組んでまいります。
また、テスト事業に加え、グローバル人材育成事業として、関係方面と連携し、調査・研究・情報公開を行っております。グローバル人材は将来を担うわが国の宝であり、今後もその育成を支援してまいります。
経団連会員の皆様には、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申しあげます。