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月刊 経団連 東邦ホールディングス

資本金 106億4,900万円
設立 1948年9月
従業員数 8,276名(2014年3月31日現在)
本社所在地 〒155-8655 東京都世田谷区代沢5-2-1
事業内容 医薬品卸売事業、調剤薬局事業、SMO(治験支援)事業
URL http://www.tohohd.co.jp/

1948年9月、東京都世田谷区にて創業した東邦薬品を源流とし、2009年4月に純粋持株会社の東邦ホールディングスを設立した。

日本の医療保険制度は世界に誇る進化を遂げ、当社は病院、診療所、調剤薬局への医療用医薬品卸売事業と調剤薬局事業において、医療業界に貢献してきた。特に1990年代より、当社独自の付加価値提供型卸モデルの構築に取り組んでいる。

医療機関や患者の困っていることに真摯に耳を傾け、課題解決を図る「顧客支援システム」は、診療予約やe健康ショップなどラインナップを広げ、徹底した「提案型営業」によって、顧客満足度の極大化を実現してきた。

物流システムにおいては、省力化と高次元の出荷精度、トレーサビリティ、BCP(事業継続計画)を実現すべく、埼玉物流センターにロボットを導入した。

当社は、現在「営業と物流の一体改革」によって、さらなる高付加価値化、業務効率化を目指している。また、地域で独立経営されている薬局経営者をサポートする「薬局共創未来」を展開し、地域包括ケアシステムへの支援も図っている。

海外戦略としては、中国に合弁会社「湖北共創医薬有限公司」を設立し、卸業を行うとともに、東南アジアにおいても、日本で培った医薬品流通の基盤構築に取り組んでいる。

今後も、当社のコーポレートスローガン「全ては健康を願う人々のために」を実現すべく、日本のみならず、海外でも顧客支援システムを提案していく。

全ては健康を願う人々のために


濱田矩男
東邦ホールディングス 社長

当社では、私自身が率先して、25年前から社内改革に取り組んでまいりましたが、医療機関に対する「顧客支援システム」の開発と提案を、改革の柱としてきました。当社独自の顧客支援システムは、顧客目線の開発ポリシーを徹底しており、当社の中核となるフィービジネスへと成長いたしました。
また、埼玉物流センターの物流システムが、経済産業省主催「第6回ロボット大賞」(日本機械工業連合会共催)において「ロボットビジネス/社会実装部門 優秀賞」を受賞いたしました。これからも、さらなる物流精度の向上に挑戦してまいります。
経団連会員の皆さまにおかれましては、ご指導、ご鞭撻賜りますよう、よろしくお願い申しあげます。

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