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月刊 経団連 ペプチドリーム

資本金 27億4,387万2千円
設立 2006年7月
従業員数 45名(2015年5月1日現在)
本社所在地 〒153-8904 東京都目黒区駒場4-6-1 東京大学駒場リサーチキャンパス KOL棟4階
事業内容 独自の創薬開発基盤技術を用いた「特殊ペプチド」による創薬研究開発
URL http://www.peptidream.com/

当社は、2006年7月に、東京大学大学院理学系研究科教授である菅 裕明(当社のコア技術・フレキシザイムの開発者であり、現:当社社外取締役)と窪田規一(現:当社代表取締役)の「日本発、世界初の新薬を創出し社会に貢献したい」というお互いの夢を実現するために設立され、2013年6月に東証マザーズに上場を果たした。社名の由来にもなっている“特殊ペプチド”から医薬品候補物質を創製する事業に特化している。従来のペプチドには、いくつかの致命的な弱点があり、医薬品候補物質の中心的な物質にはなり得なかった。そこで当社は、独自の創薬開発プラットフォームシステム「PDPS」をつくり上げ、従来のペプチドが持つ弱点を解決し、特殊ペプチドを医薬品候補物質とすることに成功した。特殊ペプチドは、従来のペプチド医薬品では解決が困難であった生体内安定性や細胞膜透過性の問題を解決し、抗体医薬に続く次世代の医薬品候補物質になると期待されている。

現在、当社では、国外の製薬企業八社、国内の製薬企業2社とアライアンスを結び、日本発の技術で世界初の創薬を目指すべく、日々、新しい医薬品候補物質の研究開発を行っている。

日本発、世界初を目指して…


窪田規一
ペプチドリーム 社長

わが国における医薬品の輸出入のバランスは、1兆5000億円に達する輸入超過(赤字)の状況です。その大きな原因は、現在の新薬の中心となっている抗体医薬品の開発面で、欧米の後塵を拝していることにあります。当社は、抗体医薬品に次ぐ新しい医薬品候補物質として注目されている特殊ペプチドの分野において、世界最先端の技術を有していると自負しております。
わが国に次世代の新薬開発拠点を設立し、病で苦しんでいる世界中の人々に日本発、世界初の新薬をお届けする。その結果として日本の産業構造にバイオ立国としての金字塔を打ち建てる…そんな夢を追い続けているのが、われわれペプチドリームです。

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